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「飽きる」ってマイナスばかり?

time 2015/08/06


飽きるのはなぜ?

スポーツや勉強を続けようと思っても、途中で飽きて続かないことはありませんでしたか?この「飽きる」ということは、いい意味で使われることはまずありませんし、ビジネスでも「飽きる」は最大のリスクでもあります。でも本当に「飽きる」ってよくない意味だけなのか、考えてみました。

受験勉強や資格試験、スポーツの反復練習など、同じことを繰り返していますといやになりますよね。面倒臭くなってある日からやらなくなったり、理由を付けてテレビを見たり・・・ところでなぜ人は「飽きる」のでしょう。「飽きる」とは、辞書で引くと「多すぎたり、同じことが長く続いたりして、いやになる」とあります。

さらに、いやになる理由としては、一説に「人の脳は一定の刺激に対して、7年で飽きる」というものがあります。たしかに服の色のトレンドなど人為的に作られた流行は別にして、音楽やドラマ、ファッション等、かつて一世風靡したものが最近きてる、再び流行りつつあるということは枚挙にいとまがありません。

ところでガラッと視点を変えてみてみますと、当事者が勉強・スポーツに飽きてしまって、止めても自分に返ってくるだけですので大事には至りませんが、商品やサービスを売っている企業にとって、この「飽きる」「飽きられる」ことは、会社の運命を左右する一大事です。

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「飽き」は突然やってきて潮が引くように去っていく、しかも対応しようにも低価格路線のサービスは方向転換が難しい、このことはビジネスを行っている方としては同意できる部分もあるのではないでしょうか。

「飽き」を別の角度から見てみると・・

この「飽きる」という現象を全く別の角度から検証してみますと、また新しい側面が見えてきます。

当事者視点では「飽きて止める」、つまり今までの努力や継続が無になるマイナス面のみが強く残ります。しかし逆に言いますと、「飽きる」とは、今あることを止め新しい道を模索するきっかけを与えてくれる、ともとれます。

さらに「飽きて止める」ことは、自分の努力不足、自分が至らないからと自分を責める理由となり心を痛めてしまう「毒」になるところ、「飽きて止める」ことで努力疲れから解放してくれる「薬」にさえなることもあります。

「飽きる」をマイナスのみで見るのではなく、プラスにとらえて、違う道を探す、違った努力・工夫をする、思いっきり止めて心機一転を図るきっかけにすることが、長い人生を気持ちよく生きていくための糧ともなります。「飽き」と上手に付き合っていくことはとても大切です。

さて、問題は「飽きられる」会社のほうですが・・。

「飽き」を受け入れ、さらに革新を

飽きられたからといって、今まで展開してきた商品やサービスを全部捨てて、新しい出発をすることは現実的ではありませんし、今までのファンを逃すことになりますのでまず不可能でしょう。しかし人間は「飽き」る生き物、現状維持では「飽きられ」て、顧客が減っていくことは避けようがありません。

そこで発想の転換です。
「飽きられ」ることは、会社衰退の道ではなく、会社が発展する成長過程には必須の道として受け入れて、顧客や市場の声に耳を傾けながら、さらに顧客が気づいていないクリエイティブな部分を生み出して、商品やサービスに付加していく。このようなオーソドックスな活動をたゆまず行っていくことが生き残り、そして成長する道なのです。

そういう企業努力をしている間に、ブームは何年周期かで再びやってきます。「飽き」を受け入れ試行錯誤を繰り返し、さらにビルドアップした商品・サービスは、次のブームの周期に再び乗り、様々な価値観を持った世界中の顧客に受け入れられる強靭な商品・サービスに成長する。

企業は「飽き」を甘受してこそ成長がある、成長のためのいい「薬」とみなして、「飽き」こそチャンスという姿勢が求められています。

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